発毛について | BeautySalon BM

薄毛はヘアサイクルが短くなることで進行する

薄毛が気になりだすと、床に髪の毛が1本でも落ちているのを見ただけで、このままなくなってしまうのでは……と不安になるものです。
ですが、髪の毛は時期や人にもよりますが、平均して1日50~500本は抜けるもの。
なので過度に気にするのは禁物です。そのストレスが薄毛に拍車をかけかねません。

このように毛が自然に抜けるのは、毛周期が関係しています。
《毛周期とは毛が生まれてから抜け落ちるまでのサイクルをいいます。
部位によって生まれ変わりのサイクルが違って、頭髪は2~6年、眉毛や手足の毛は3~6ヵ月、陰毛は1~2年です》

まず成長期には髪の毛を作り出す毛母細胞が細胞分裂し、2~6年の間新しい毛を作り続けます。初めは軟毛ですが、成長するにつれて毛根が太くなりしっかりした毛になります。

次の退行期とは、成長期の毛母細胞の分裂が衰え、髪の毛の成長が徐々に止まっていく2~3週間をさします。

最後の休止期は、毛母細胞がストップした状態で、その3~4ヵ月の間に、休止期に入った毛が徐々に抜けていきます。
休止期の毛というのは根元が細く棍棒状で浅く、抜けやすいのです。そしてバルジ領域から送り込まれた新しい毛母細胞が活発に分裂を始め、新しい毛が成長するというサイクルを繰り返していきます。

 

通常は成長期で新しい毛が作られ始めると、前の休止期の毛が抜けていきます。頭部ではおよそ90%が成長期、10%が休止期にいます。散髪後時間が経つと、伸びている毛と伸びていない毛が混在し、不揃いになってくるのはそのせいなのです。

《健康な髪はこの毛周期を繰り返すのですが、このサイクルが乱れると薄毛の原因に》。
サイクルの乱れとは成長期の期間が短くなり、髪の毛が太くしっかりした毛に成長する前に退行期を迎えてしまい、そのまま休止期になって髪が抜け落ちるスピードが早くなってしまう状態。正常な抜け毛にくらべ、細く短い毛の脱落が増えてくるのが特徴です。こうなると薄毛はどんどん進行していきます。

《太くしっかりした髪を増やすには、毛周期のサイクルを乱れないようにするのが大切》です。毛周期の乱れは食事、睡眠、運動、ストレスなど、さまざまな原因があげられますが、その一つに《ホルモンが大きく関係》しています。

それが有名な、《男性型脱毛症、いわゆるAGA》です。

発毛のことでお悩みの方は当サロンにご相談ください。


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